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2019年11月8日金曜日

きたがわ翔 原画展の見どころ「カケアミ技法」の凄さ

先日ご紹介した、画廊モモモグラにて開催中のきたがわ翔 原画展「アナログ in 大阪」ですが…漫画家によるタダのキレイなイラスト、という認識の方もいらっしゃるのかもしれません。

先日この原画展行った話をフレさんにしてたところ、イラストの美しさは感動されていたのですが注目ポイントの一つである「カケアミ技法」については流石にご存知無かったようなので、改めて俺の拙い撮影ですが、いくつか解るものをご紹介します。

このあと画像などが増えるのでPCの方などは「続きを読む」を押すかは選んで下さい。



さて、まずは簡単にカケアミ技法とはなんぞや…というのを、折角なのできたがわ先生にご紹介頂きます(笑)





とまぁこんな具合で、カケアミというのが解った上でいくつかご紹介。


例えばこちらの絵ですが…


少女の服の濃淡などの質感が、カケアミで表現されてます。他にも周囲の背景も…




このようにカケアミでの濃淡表現など使われています。


こちらの絵ではスカジャンの刺繍や


ジーンズの質感などもカケアミで表現されています。


カケアミの具合で濃淡が現れてるのがわかるかと思います。


私が複製原画を購入したこちらの絵も


このように牡丹の質感などもカケアミですし


このNINETEENの主人公(久保田一至)と団長、店長のラガーマン姿も…


このようにカケアミで表現されています。このへんが漫画家であるきたがわ先生らしい絵の表現でもあると言うわけです。

もちろんこういった最近の絵だけでなく…




昔の漫画の原稿や



コミックス表紙になったものなど、各種イラストも展示されてます。お近くの方は日曜日までやってますので是非一度実物を御覧ください。