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2019年4月4日木曜日

映画「ドラゴンクエスト」が鳥山明の絵では無い理由


今年8/2公開予定の映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の予告編と、キャストの発表がありました。
関連記事:映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」ボイスキャストが決定 - GAME Watch



まぁ一応予告見たんですが…まぁ山崎貴だなぁとしか。
(今作の監督、山崎貴についての個人的な評価は以前書いた通り)
過去記事:「ドラゴンクエスト」映画化決定!

あ、そうそう。予告編見て「なんで鳥山明の絵じゃないんだよ!」と憤ってる方が多いようですが、まぁドラえもんの時とかのスタッフ使ってるんだろうなぁってのと…最大の理由は

配給が東宝だから

じゃないかと思います。Dr.スランプやドラゴンボールの配給は東映です。割と映画の世界って壁がありまして、それこそ戦後ある程度までは五社協定って言って各映画会社に所属してる監督や俳優は他社の映画に出る事は出来なかったんですよね。
関連ページ:五社協定 - Wikipedia

まぁ五社協定は既に廃止されてますし今はそこまでは無いものの、東映の看板映画の一つであるドラゴンボールの絵柄は出すなって空気が東宝・東映双方にあるんじゃないですかねぇ不文律で。

気になって確認してみたんですが、やっぱり監督の山崎貴自体が撮ってる映画全部東宝ですし、実質東宝お抱え監督ですからね…やっぱ東映の看板キャラの絵柄は出せないと思います。
(ちなみにアニメ映画ドラえもんは東宝なので、STAND BY ME ドラえもんも問題がない)

というわけで、この映画で鳥山明は元々無理って奴だったわけです。映画の世界って結構色々面倒なんですよねぇ。

やーね大人って(笑)


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